お肉を食べると 女性ホルモンは増える？
2021/04/06
女性ホルモンに まつわるウソ･ホント
ちまたに広がる女性ホルモンのうわさは、眉つばものかもしれません。ウソとホントを把握して、「きれい」を引き出す準備をしましよう。
お肉を食べると精力がつくといわれるので、女性ホルモンも増えそうな気がします。
しかし、お肉好きの女性は注意が必要です。たいてい、牛、豚、鶏などの家畜は、現代のファーム式の育成環境では、抗生物質や栄養添加物、ホルモン剤などを混ぜた飼料を食べて早く人きくなるよう育てられているため。肉類、特に脂身には環境ホルモンが多く残留している可能性があります。
環境ホルモンとは「内分泌撹乱物質」と呼び、生物の生殖機能を乱すといわれています。環境ホルモンが含まれているものを多くとり過ぎると、それらが体内でホルモンのようにふるまって本来のホルモンを撹乱し、バランスがくずれやすくなります。
男性の体には、テストステロンという性ホルモンがＬに作用しますが、女竹の体はエストロゲンとプロゲステロンの２種類の性ホルモンの影響を受けるため、よりバランスをくずしやすくなります。近頃、10歳以下でおっぱいが人きくなったり生理が始まる女の子が増えたり、男性の精7.の数が減ったりしているのは、環境ホルモンが原閃のひとつだと考えられています。そのため、環境ホルモンに対する規制が緩い輸入肉には特に注点が必要です。
抗生物質や栄養剤以外にも、農薬や殺虫剤、ダイオキシンやポリ塩化ビフェニル（ＰＣＢ）などの工業楽品、外面活性刑やプラスチックの原料なども環境ホルモンとされています。現在、環境ホルモンはいたるところにあり、排気ガスなどに含まれるものは空気中から、化粧品やシャンプー、歯磨き粉、入浴剤、洗剤などに含まれるものは肌や粘膜から体に入ってくるといわれます・それらを似日‥解毒して、体の機能を幣える人剛の能力はすばらしいものですが、それにも限界があります。
すべての環境ホルモンを避けるのは現実的に難しいことですが、食べ物はもっとも直接的に影響するので、できるだけ国産の肉を厳選し、不必要に多くとらないように気をつけましょう。
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