メンズスキンケアはなぜ必要？？

｢メンススキンケア」って、女性となにが違うの？

スキンケアは、「美しさ」「若々しさ」「清潔感」を保つために必要なことですが、これは女性のみならず、男性にも求められるものです。では､女性と男性では、なにが違うのか､スキンケアの基本を知っておきたいですね。

☆スキンケアはエチケット
仕事先や人と出会う時に好印象を持たれるなど､他人に不快感を与えないためのエチケットであるといえます。

☆男性ならではの注意点
男性の肌は､女性の約2～3倍皮脂量が多く、頬と口もとの角層(皮膚の一番外側にある皮膚)の水分量が女性より少ないとされています(化粧品メーカー調べ)。
また､男性はひげ刷りの習慣があるため､ひげ剃りあとの肌が傷つきやすい状態となっています。さらに､日やけ止めやファンデーションを使用する習慣があまりないため､紫外線などによる影響も受けやすいといえます。

☆男性のスキンケアポイント
･皮詣でテカテカの肌
･乾燥などによって荒れた肌
･ひげ剃りで荒れた肌
･紫外線による肌荒れや肌の老化

☆基本的なスキンケア

スキンケアの意識が低いことが肌荒れや肌の老化を早める原因となるので､基本的なスキンケアを習憤づけるようにしましょう。様々なスキンケアのメンズコスメがあるので､自分の肌に合った配合成分を確認して選ぶようにしましょう。

☆洗顔
洗顔は､余分な皮脂や毛穴の汚れを落として雑菌を取り除くために必要です。洗顔料を使い､ごしごし顔をこすって洗いすぎず､たっぷりの泡で包み込むようにやさしく洗います。朝と夜寝る前の１日２回の洗顔を習慣にしましょう。詣っぽい場合は、２度洗いをして洗顔料が残らないように十分にすすぎましょう。

☆保湿
ひげ剃りや洗顔の後は､肌を乾燥させないために化粧水や乳液､保湿クりームなどでうるおいを与えます。手やコットンに適量を取り、顔全体ににまんぺんなくなじませ、優しくムラなく塗りましょう。また､唇は皮脂腺が少なく乾燥してカサつきやすため。リップクリーム等で乾燥を防ぎましょう。

☆紫外線（UV）対策
朝の洗顔後、出勤などで外出するときは、日焼け止めを塗ることをおすすめします。日差しの強い季節だけでなく。日常的に紫外線から肌を守る意識を持つことが大切です。紫外線対策は、メイクをしない男性にこそ必要なスキンケアだといえます。ＵＶカット効果のある保湿コスメなどもあります。

PICK　UP　Q&A　メンズコスメ・スキンケア
Q　女性用と男性用の洗顔料は成分や効果は一緒なの？
A　肌の水分や油分量が男女で異なるため､基本的に含まれる成分が異なります。男性用と表示される洗顔料の多くは洗浄力を強化しており。女性用とされる多くの洗顔料は保湿を中心にメータアップを落とすクレンジングを前提とした成分などが含まれた様々なタイプがあります。いずれも男女どちらが使用しても特に問題はないと思われます。

Q　洗顔料は泡立てたほうが効果があるの？
A　男性は特に､肌に直接洗顔料を塗布してごしごしと洗ってしまいがちですが､汚れを落とすには､しっかり泡立てて洗顔するのがおすすめです。泡で優しく肌をいたわるように洗顔しましょう。ポンプを押すと泡がそのまま出る夕イプの洗顔料もあります。

Q　ボディソープで顔を洗っちゃダメなの？
A　身体のほうが顔よりも皮膚の厚みがあり､胸や背中･足などは皮脂の分泌量も多いため、ボディソープは洗顔料と比べて洗浄力が強くなっています。そのため顔の肌に必要なうるおいまで洗い流してしまう可能性があるので、なるべく洗顔料の使用をおすすめします。

Q　日やけ止めの「ＳＰＦ」ってなに？
A　日やけ止めの紫外線防止効果を示す指標です。ＳＰＦは主にＵＶＢ(紫外線Ｂ波)の防止効果(持続時間)を表す数値で､1～50＋までの数値は、ＵＶＢ波による炎症をどれぐらい長い時間防止できるかを表しています。数字が大きいほど効果が高くなり､ＳＰＦ値１の目安は約２０分です。日常生活やオフィスワークなら２０～３０、外回りや屋外での活動をするときには５０を選ぶとよいでしょう。

Q　洗顔は熱いお湯がいいの？
A　熱いお湯で顔を洗うと､必要なうるおいまで流し去ってしまい､肌荒れの原因となる可能性があり､皮膚が薄くデリケー卜な顔の肌にとっては逆効果になることがあります｡顔を洗う際には､少し温度が低いと感じるくらいのぬるま湯か水で、洗顔料をしっかりすすいで洗い流しましょう。

Q　日やけ止めの正しい塗り方は？
A　日やけ止めは､朝の洗顔をして化粧水や乳液の後､外出前に､顔全体から髪の生え際やもみあげの下､首元など､肌が露出している部分に均一に塗りましょう。また､汗をかいた後やタオルで肌を拭いた後などは､塗り直すようにしましょう。